代表理事みつるより、退任の申し出があり2017年12月31日付けで退任となりましたのでお知らせ致します。
当面の間、会則第13条2により事務局長Mediumが代表代行を行い、今後の茶話会の予定には影響ございません。
今後ともみどるをよろしくお願い申し上げます。
【退任のご挨拶】
いつも「みどる」を応援してくださっています皆様に、心より感謝申し上げます。
このたび、私「みつる」こと倉鋪 満は、みどる理事の職を辞し、妻と共に新たに設立する「わかば」発達障害当事者会の代表として今後活動することにいたしましたので、皆様にお知らせ申し上げます。
40歳以上の中高年発達障害当事者を対象としている「みどる」の協力団体として、今後も引き続きご支援させていただくと共に、30代以下をも含めた当事者活動を、妻と共に展開すべく「わかば」を設立いたしました。
振り返れば、新みどる発足初年度である今年は、ほんとうに激動の1年でした。
「過去の問題を清算していく」という、参加者の皆様とは直接関係の無い、不毛な時間に私たち理事は多くの時間と労力を割かれ、疲労困憊でありました。
特に、前代表の山瀬さんは、当事者会運営の実務において多大な貢献をしてくださっており、私を含む他の理事は山瀬さんにかなり依存しておりました。
その山瀬さんが山積する渉外問題処理に忙殺されているのを見かねた私が山瀬さんに、「僕は別に名前だけのハリボテでいいから、僕が代表をやりましょうか?渉外担当として、対外的な問題は僕が対応します。実務は今まで通り山瀬さんが仕切ってくださいますか」と提案し、その結果として6月に代表を交代しました。
以来半年。当時山積していた諸問題もひとまず解決をみて、私たち「みどる」は、毎月の当事者会運営に注力できる体制を再構築できました。
「みどる」の名づけ親である「てつにい」さんの理事復帰、ならびに、新しく「ずっちゃん」が理事に就任くださったことにより、みどるが今後も安定して運営するための体制を、最低限は構築できたかと思います。
そんな中、僕にとっていちばん気がかりなのは、まだ30歳手前の妻のことです。
妻は今年、発達障害の診断を受けたばかりで、彼女自身も発達障害について知らないといけないことがたくさんあります。彼女が自分の特性を知り、特性をどう生かしていくかを悟るのも、まだまだこれから時間がかかります。
妻はまだ当分「みどる」参加資格を有していないため、みどるは妻に対する支援ができません。
それで私は、このまま「みどる」の代表を続けるか、妻と一緒に当事者会をやるかを考えた末、みどるを退き、妻と「わかば」を設立するという結論に至りました。
これまでの皆様のご支援に、改めて心から感謝申し上げます。
また、私もまだまだ未熟なため、至らぬ点、不行き届きな点、ご迷惑をおかけした点、多々あったと思います。
この場をお借りしてお詫び申し上げます。
孤独なとき、不安なとき、心細いとき、困ったときや悩んだときは、どうぞ「みどる」や「わかば」という居場所があることを思い出してください。
あなたは決してひとりではありません。
発達障害当事者の仲間はたくさんいます。
あなたをいつも応援します。
最後に、発達障害当事者を含む皆様が、希望を持って穏やかな新年を迎えられますよう、心より祈念いたします。
今までお世話になりました。
本当にありがとうございました。
2017年12月31日
みつる