【茶話会での話題のご紹介】
2018年7月22日(日)に開催されました「第51回 みどる・中高年発達障害当事者会 in 三田」から、公表の許可をいただいた話題を一部、挙げさせていただきます。
ご参加を検討されている皆様のご参考になれば幸いです。
現在2018年8月26日(日)に開催の「第52回 みどる・中高年発達障害当事者会 in 宮の前」の参加予約を受けつけておりますので、是非ご参加ください。
詳細はこちらをご参照ください。
https://midoru.net/archives/1706.html
【閉会時の皆様の感想より】
・一人でずっと悩んでいたが、前に進んでいけそう
・B型に通所していて、話を聴いて貰えなかった。会に来てよかった
・当事者の立場で発言できる・聴ける・教えられる・学べる
・皆からのアドバイス→自分を見つめ直す機会になった
・考えていたことを褒めてもらって嬉しかった
・普通の人と違っていてよいことがのみこめた
・中高年になって診断されるケースのニーズが学べた
【就労・職場・仕事】
・職場でそこに居ない人の悪口が多く辟易している。1人になれる時間が持てない。
→ 会社から「どんな職種が良いか?」のヒアリングがあったとのことで「1人になれる時間の持てる職種」を希望してはどうか?
・上司の指示が曖昧だったり、提出しても、次から次へと追加されてしまう。
→ その上司が来年にも移動になりそうとの情報から「その方が移動になるまで出来るだけ距離を置いてみてはどうか?」との提案
・短期記憶に問題が有り、指示を覚えられず、指示と違う物を作ってしまう。
→ 産業医に、どうしたら仕事がしやすくなるか?復職までに出来る事は無いか?を問われている。
→ 作業手順や内容を、紙やメールなど見返して確認出来るようにしてもらえないか?
・後で「言った・言わない」の口論も避けられる
・作業の前に、確認をしてみては?
→ 「これが出来ません」より「ここが苦手なので、そこだけ手伝って欲しい」など、ピンポイントで伝えるのが良いのではないか?
→ 自分の取説の様な物を作り、確認は何度もさせて欲しい事も、盛り込んではどうか?
・職場で批評家目線(上から目線)と言われてしまう / つい一言余計に言ってしまう / 無表情と言われる
→ 「自分の取説」を作り、周囲に特性を理解してもらい自分自身も確認する
【人間関係・日常】
・発達当事者間のSNS等のトラブル
→ コミュニケーションを「必要=避けられない(家族、友人等」「不必要=避けても良い」に分別する
→ 早いタイミングで誤解を解き、まずは当人同士で話し合う。(無理ならブロックする)
・相手の期待に全て応えたい
→ 期待に100%応える事は不可能なので限界をわきまえる
→ 「~するべき」ではなく自分のやりたい事、出来る事を固めていき普段から力を抜いた行動をすることも大切だと思う
【健康・医療・制度】
・実家での近所づきあいで、障害者を噂にする人がいて家族から帰省等を避けられる
→ “周りからみるとおかしい人”、ひきこもりの“世間体”問題(特に地方)
→ ひきこもっても”スーパー公務員”=生活保護やベーシック・インカムで生活できれば、当事者としてのPR活動、相互支援、ボランティア(公務員の守備範囲をカバーする存在)などで“自分らしく生きられる”
→ 「ふつうの人」と無理に交わる必要なし、いじめる人は困難を抱えた人が多い(困っていない人はいじめない)
→ 当事者会、ネット上の仮想コミュニティ
・地方から都へ引越、生活定着という課題
→ 今までのように信頼できるドクターが切実、どこに住む?
→ 家賃安い、知り合いが近い、自治体の支援厚い、自然に癒されるなど
→ 具体的な病院・就労移行支援事業所の紹介
→ 不安は大きいと思うが、まずはエイヤと住民票を移し自治体の支援窓口につながる。
・移行期に相談先が途切れるのは心配
→ オンライン上当事者会活動の必要性
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