開催報告
2026年5月24日に開催した「発達凸凹×AI勉強会 in 戸越」はみどる史上初の公開勉強会となりました。
内容は、発達特性をもつ大人の方に向けて、AIを「検索の代わり」で終わらせず、生活や仕事、学習の中で実用的に活かす方法を学ぶ場として設定いたしました。
会場は荏原第三区民集会所で、13時から16時までの3時間、3名の講師によるリレー形式で進行しました。
定員50名に対して39名の申し込み、懇親会は16名の申し込みとなりました。
今回の勉強会では、AIを使いこなすためのマインドセット、出力を目的に近づけるプロンプト術、自己理解やタスク管理への応用といった内容を取り上げました。初心者向けにChatGPTアカウント作成サポートや、使用したプロンプトを持ち帰れる案内も行いました。
詳細は、下記のアンケートに譲りますが、参加者の満足度が8割を超えたことで講師・スタッフとも開催してよかったと思うとともに参加いただいた皆様に感謝申し上げます。
アンケートより
回答数
- アンケートには32名の方にご回答いただきました。
参加後の感想(プライバシー保護のため要旨をまとめています)
- AIを難しいものと感じていたが、具体例が多く、日常の中でどう使えるかイメージしやすかったという声がありました。
- メールや文章の下書きだけでなく、気持ちの整理やタスク管理にも活用できる点が参考になったという感想が寄せられました。
- 発達特性のある当事者の視点から説明があったことで、自分ごととして受け取りやすかったという意見が見られました。
- 次回は、実際に自分で入力しながら試すワークや、仕事・生活・対人関係などテーマ別の勉強会に参加したいという希望も寄せられました。
今回の勉強会で見えてきたこと
アンケート結果からは、参加者の関心が、単なるAIの紹介ではなく、文章作成、情報整理、対人コミュニケーション、感情整理、タスク管理といった、日常生活や仕事に直結する実践的な活用に向いていることがうかがえました。
また、次回参加したい内容として「生活・タスク整理」や「実践ワーク」が多く挙がっており、AIをその場で試しながら学ぶ形式へのニーズの高さも確認できました。
講師としても、初回だったこともあり伝えたい内容が先行して座学オンリーになってしまったことが反省として挙げられていました。
みどる会としても、AIを流行の話題としてではなく、発達障害当事者の暮らしを少し支えるための道具として位置づけ、今後も当事者の実感に根ざした企画につなげてまいります。
実は、みどるスタッフで6月3日に今回のAI勉強会の反省会を行い、その内容を踏まえて、再度、年内11月に発達障害者向けのAI勉強会を開催を検討することになりました。
正式に開催が決まりましたら、こちらのホームページ及びメールマガジンでお知らせいたしますので、どうぞご期待ください。
理解度
- 理解度は、「とてもよく理解できた」9名、「ある程度理解できた」15名で、理解できたと回答した方は24名(75.0%)でした。
- 「どちらともいえない」5名、「あまり理解できなかった」3名という回答もあり、今後の反省点として、座学ばかりでなく、実践的なワークや具体的に自分で手を動かすハンズオンが必要だというのが講師3名の共通した意見でした。
満足度
- 満足度は、「大変満足」10名、「満足」16名で、満足以上は26名(81.3%)で、多くの参加者にとって前向きな学びの機会になったことがうかがえます。
AIに手伝ってほしいこと(複数回答)
- 文章を書くこと、言葉をまとめること 21名(65.6%)
- 情報を整理すること 20名(62.5%)
- 人とのコミュニケーション 19名(59.4%)
- 感情の整理、ストレスの発散、壁打ち 19名(59.4%)
- 集中力を保つこと、タスクの優先順位をつけること 18名(56.3%)
次回参加したい内容(複数回答)
- 生活・タスク整理 19名(59.4%)
- 実践ワーク 18名(56.3%)
- 対人関係のシミュレーション
- 仕事・学習での文章作成や要約
- 創作・アイデア 16名(50.0%)
以上です。改めて参加いただいた皆様に感謝いたします。





