【開催報告】
「 2025/11/24(祝・月) 第37回 大人発達障害茶話会 in 下神明」での話題や感想から、公開の許可をいただいたものを編集の上、掲載しております。
今回は「日常生活」「仕事関係/人間関係」の2卓にグループわけしました。
過去回の話題・感想につきましては「開催報告」をご参照ください。
【アンケートより】
[評価平均]
- 8名の方に回答いただき、5段階評価で平均値点でした。
- 5段階: 非常によかった(1名)・よかった(7名)
[良かった点(複数回答)]
- いい情報が得られた (6人:75%)
- 前向きになれた (3人:37.5%)
- 気分が楽になった (4人:50%)
- 楽しかった (1人:12.5%)
[会での発言のしやすさや居心地の良さ]
- 8名の方に回答いただき、5段階評価で平均値4.63点でした。
- 5段階:とても快適だった(5名)・やや快適だった(3名)
[参加後の感想(プライバシー保護のため一部編集しております)]
- 同世代で同じ症状をもってる方達とお話出来て良かったです。ありがとうございました。
- とてもいい雰囲気で今後もタイミングが合えば参加してみたいです。
- 様々な意見が聞き、気づけたこともあって良かったです。
- 当事者の話を聞けた。自分の課題は2~3回参加して思いつくことを理解出来た。
【茶話会の話題】
すべての話題から公開の許可をいただいたものを抜粋しています。
前半
A卓 [日常生活]
- 片付けの苦手さについて意見交換しました。ASD2名・ADHD2名という構成でも、全員が強い苦手意識を持っているようでした。
- 処理速度の遅さから仕事を続けにくいという悩みについて、本人に合った仕事の種類や、保障を受けながら働く生き方について話しました。
- ペース配分が苦手で疲れやすいという点から、タスクを分類することや、シングルタスクで進める工夫について共有しました。
- 片付けの話題が続き、見えていないものは「ないもの」と同じ扱いになってしまう傾向があるため、一度すべてを出して可視化する、など片付けが難しい理由を深めました。
B卓 [仕事関係/人間関係]
- 感覚過敏に悩んでいる
- 職場は理解があるが、仕事の優先順位付けで悩んでいる
- ここ最近、怒りの感情を支配されるようになった。若い頃はなかった。
- 親亡き後、親の介護問題
- 疲れているのに気がつけない
- 年々稼働時間が減っている
- 現在、体力仕事をしているのでそれが定年まで続けられるのか
後半
A卓 [フリートーク]
- タスク管理や疲れやすさについて話しました。また、物事を始める際に中途半端な状態では着手できない責任感の強さについて共有しました。
- 現在の仕事が体力的に厳しいという話題から、活動を通じて自活していく方法について意見を交換しました。
- 手帳を書いても見ない、人との距離感を間違えてしまう、気分の落差が大きいといった悩みに対し、自分の良い面や「やりたいこと」に焦点を当てるセルフブランディングについても話しました。
- 話したいことがまとまらない状況でも、少しずつテーマを絞りながら、仕事の振り返りを行う中で、ネガティブだけでなく良かった面にも目を向けることができました。感覚過敏との向き合い方についても話題に上がりました。
B卓 [フリートーク]
- アルバイトをすぐにクビになってしまう。今年で4回。
- 映画関係の仕事に就くためのツテのつくりかた。
- 今現在、お金に困っている。住居の問題。親との関係は悪くないが、実家は地方のため東京での1人暮らしを続けたい。仕事のチャンスが格段に違う。
- 今使える制度について
- できないことはわかるが、できることがわからない。何ができるのかわからないので復職できずにいる
- こだわりの強さが仕事に支障をきたしてしまっている(期限内に仕事が終わらないなど)
- 自分のできないことをうまく職場に伝えるには?
- 認知症なのかADHDなのかわからない同僚に困っている。同僚本人は困っていない。そのせいで仕事量が増えてしまってつらい。
- 異動のある職場なので今のように安定して働いていけるかが不安。
- 上司・同僚との付き合い方



